理事長からのメッセージ
資格を社会で役立つ実力の証に。
実践力を重視した栄養士教育を行っています。
本校では栄養士資格の取得に向けた学習だけではなく、実社会での即戦力を養成するための「身体で覚える授業」や、人格を育てる教育を目的とした「優れたプロは、優れた人格を有する」という学園の教育理念に基づいた指導を行っています。そのため入学後に試験を行い、個人に合わせて補習を活用し、基礎学力向上を図っています。
また専門知識をより確実に習得するために、全国栄養士養成施設協会が主催し、大学まで含めた全国の栄養士養成施設を対象とする「栄養士実力認定試験」を2年生後期に全員が受験します。そのための対策講座を行うなど、十分に学習できるシステム、豊富な実習を行うための充実した教育環境を整えています。創造とは、「何もないところから、在るものを生み出すこと」「生み出された在るものに対し、何かと何かを結び合わせ、輝き合わせること」です。教育や人材育成においても、そうした創造の瞬間に立ち会うことは、育つ側、育てる側の両者に重要な意味を持つと私は考えます。そのとき、人は自分自身と向き合い、表現しようと試みるなかで、自分を確かめることになるからです。
心の奥底に響くような何かに一旦触れると、その人はきっと何かを創り上げ、自分自身で動き出していくようになるでしょう。興味がわくことは続ける意志を後押しし、人間同士が互いに共感する力を共有し、高めていくことにつながります。
学校はそのような直感や着想を「学ぶ人」のために与えることが可能な環境です。そのためには自らの動機を開発し、掘り下げていけるような探究の精神が必要になってくるでしょう。そして、それは自分だけのためではなく、人のために役立つことを成そうとする時に本当に輝き、生き、喜びになるのだと思います。
学校法人 後藤学園
理事長 学園長
後藤 人基